2018年01月19日

精神医療について語る上での私自身の利益相反

私自身の精神科医療について語る上での利益相反は以下の通りである。

2017年度の利益相反についてお示しいたします。
講演料:大塚製薬株式会社、ヤンセンファーマ株式会社、持田製薬株式会社、共和薬品工業株式会社から講演料が支払われている。

原稿料:
 『気分障害ハンドブック』、『DSM-5をつかうということ―その可能性と限界』、『語呂で覚える!DSM-5』をメディカル・サイエンス・インターナショナルから、『Dr.松崎のここまで!これだけ!うつ病診療 /ケアネットDVD』を株式会社ケアネットから、『精神科診断戦略  モリソン先生のDSM-5徹底攻略case130』を医学書院から、『統合失調症のみかた、治療のすすめかた』を中外医学社から出版し、原稿料が支払われている。
 ソーシャルネットワークサービス:SNS等(ツイッター、インスタグラム、ピクシブ、ブログなど)に対しては原稿料などの支払いは受けておらず、YouTubeからは動画再生回数に合わせた広告料が支払われている。

顧問、株保有・利益、特許使用料、受託研究、共同研究費、奨学寄附金、寄付講座所属、贈答品などの報酬:なし
posted by ぷしこノート at 18:51| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年12月25日

看護師国家試験対策(精神)

つくば看護専門学校の講義で使用する予定の、看護師国家試験対策を念頭においた精神科領域を振り返る資料です。穴埋めにチャレンジし、QRコードを読み込んでYouTube動画を見ながら復習すれば、短時間にギュッと圧縮された内容を頭に叩き込めるハズ。


つくば看専振返20171225.pdf


看護学生の皆さん、頑張ってください!
posted by ぷしこノート at 16:10| 講義関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月26日

薬の副作用ではないジスキネジア プロ向き

口などが動き続けてしまう不随意運動ジスキネジア統合失調症抗精神病薬で治療する際に生じやすいことは知っておかなければなりません。ジスキネジアは抗精神病薬の副作用として生じることがあります。

ただ、必ずしも「ジスキネジア=薬の副作用」とは言えないことに注意が必要です。そもそも、抗精神病薬が世に登場したのが1952年のことですが、緊張病のひとつとして1919年には Kraepelinがその詳細を記述しており(Lerner & Miodownik, 2011)、統合失調症に伴う不随意運動は1900年以前から確認されており、これから抗精神病薬を使い始めようという初発の統合失調症の4%にジスキネジアがすでに存在しているといいます(Fenton, 2000)。

ジスキネジアと統合失調症.jpg.jpg

抗精神病薬を大量に長期間使用したとき、その副作用でジスキネジアが生じることには注意すべきなのは当然のこと。ただ、定型を避けて非定型の抗精神病薬を選択し、少量しか使っていないときに生じたジスキネジアについては、薬の副作用ではなく本人の持つ何らかの神経学的な脆弱性が背景にあった可能性を想定すべきなのかもしれません。
posted by ぷしこノート at 18:00| 精神科ブログ講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年09月14日

パニック症の評価

DSM-5に基づいたパニック発作パニック症について、問診の負担を減らすために問診票を作ってみました。自動的に診断が下されるような作りにはしてません。患者(と思われる人)に書いてもらったものを参考に医師が診察して診断の助けになればと思います。
パニック障害問診票.pdf

パニック症の重症度を数値化するものとして、パニック障害重症度尺度:Panic Disorder Severity Scale (PDSS)があります。通院する患者に記入させて状態を把握するのに有用です。患者自身が外来受診のたびに記録をつけて主治医に見せるのも有用でしょう。

posted by ぷしこノート at 11:32| 精神科ブログ講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする