2016年11月22日

ブログで授業「気分障害」

「気分障害」に含まれる「うつ病」と「双極性障害」。医学生や看護学生などの医療系学生が理解しておくべき事項を解説したものをご紹介♪


気分障害に存在する色々な専門用語を解説してみた。



いろんな気分障害を5分間で解説。


うつ病の症状について3分半で解説。


うつ病で妄想が生じるとしたら、どんな妄想?




認知症に見えるうつ病が「仮性認知症」



仮性認知症について、動画で詳しく解説。


精神症状ではなく身体症状を主訴に受診するのが「仮面うつ病」。




妊娠中や出産後にもうつ病が生じる




季節性うつ病



秋〜冬に悪化する季節性うつ病は、高照度光療法の適応。



うつ病に関係する神経伝達物質は?


もちろん正解はセロトニン。


うつ病と双極性障害、それぞれ何で治療したらいい?




治療についての5分間レクチャーはこちら。



抗うつ薬といえばSSRIやSNRI。SSRIだけでも覚えてみよう♪




双極性障害に使用する気分安定薬って、具体的には何?




双極性障害に抗うつ薬を使うのはどうなの?




「抑うつエピソード」や「躁病エピソード」の内容を覚えようと思ったら『語呂で覚える!DSM-5』。
語呂で覚える!DSM‐5 -
語呂で覚える!DSM‐5 -

気分障害を、より専門的に学びたい人は『気分障害ハンドブック』を!
気分障害ハンドブック -
気分障害ハンドブック -
posted by とある精神科医 at 23:50| 精神科ブログ講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月19日

ブログで授業「統合失調症」

統合失調症について、学生が把握しておくべきもの。

思考伝播や思考奪取



統合失調症の治療薬は「抗精神病薬」と呼ばれるもの。定型抗精神病薬は古い薬で、非定型抗精神病薬が現在の主流。その代表的な薬剤は覚えておくべき。ちなみに、アリスちゃんに「クソ豚野郎」と呼ばれているオラは太っているイメージ→オランザピンは肥満リスクに注意。



学生は「1%の人がなる」と理解しておけばいいし、男女比は同じと思っておいていい。ただ、精神科の専門家は男の方が少し多いと知っていてもいいかも。



統合失調症になると、どうしても「人に誰かされた」と思いやすくなってしまうもの。

posted by とある精神科医 at 00:06| 精神科ブログ講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年11月13日

精神医学を学ぶ人への推薦図書

■気分障害(うつ病+双極性障害)
気分障害ハンドブック -
気分障害ハンドブック -
『気分障害ハンドブック』メディカルサイエンスインターナショナル
★☆☆ 初期研修医・医学生
★★★!若手精神科医
★★★!ベテラン精神科医
精神科の外来を訪れる最多は気分障害。そんなうつ病や双極性障害の診断や治療について解説された本。抑うつ状態を診てなんとなく抗うつ薬を処方してみるだけの診療ではなく、きちんと診断し、きちんと治療を段階的に試みる考え方がわかりやすく解説されている。読みやすい魅力的な文章で書かれており、丸ごと一冊通読できる一冊。
若手の精神科医にも、ある程度の経験をすでに有している精神科医にもおすすめできる。精神科をしっかり学ぼうと思う研修医も、精神科研修中に読んでしまうといいかもしれない……何科に進んでも、必ずうつ病患者には常に出会うのだから。


■不安障害
不安障害診療のすべて (精神科臨床エキスパート) -
不安障害診療のすべて (精神科臨床エキスパート) -
『不安障害診療のすべて』医学書院
☆☆☆初期研修医・医学生
★★★若手精神科医
★★☆ベテラン精神科医
パニック障害や全般性不安障害、分離不安などの様々な不安障害について解説されている。分厚いように見えて十分、通読してしまえる文章量だし、気になった項目だけ読んでも参考になる。精神医療に携わっていれば不安障害に対応する局面は多く、そんなときにはこの一冊を読んでおくと自信をもって適切な医療を提供できるはず。医学生や研修医に買えとは言わないが、精神科医であれば持っておきたい一冊。

■統合失調症
統合失調症に関連する本はゆうに十冊以上持っており、その倍以上の本に目を通してきたが、ぜひおススメしたい決め手となる一冊を欠くのが現状である……そのため2016年11月現在、私自身が執筆中である。様々な本を手にとり、知識を集めるほかにないだろう。


過感受性精神病 治療抵抗性統合失調症の治療・予防法の追求 -
過感受性精神病 治療抵抗性統合失調症の治療・予防法の追求 -
『過感受性精神病』星和書店
☆☆☆初期研修医・医学生
★☆☆若手精神科医
★★☆ベテラン精神科医
日本の統合失調症治療は、多剤大量で治療されてきた(つい最近までの)過去があり、それがなぜ問題かを理解するのに有用な本である。小難しい本だが大した量ではない。統合失調症をよく診ることのある精神科医はぜひ理解しておくべき概念である(そして、統合失調症が沢山いる病棟の看護師も目を通しておくといいかもしれない……それには基本的な知識がある必要があるが)。


■精神科診断/診断基準
DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引 -
DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引 -
『DSM-5』医学書院
☆☆☆(必読)初期研修医・医学生
★★★(必携)若手精神科医
★★★(必携)ベテラン精神科医
精神医療に関わる上で絶対に避けて通れないのが精神科の診断基準であるDSM-5をここで挙げるのは当たり前すぎるかもしれない。それは診断の過程をアルゴリズムにしたものであると同時に、その精神障害の特徴を理解する上でも役立つ。精神科に関わるのであれば必ず持っておくべき本。小さな「デスクトップリファレンス」と、解説がふんだんに盛り込まれ非常に分厚く大きな本があり、専門家であれば大きな方も持っておきたいが、まずは小さな方を入手することからだろう。


語呂で覚える!DSM‐5 -
語呂で覚える!DSM‐5 -
『語呂で覚える!DSM-5』メディカルサイエンスインターナショナル
★★☆!初期研修医・医学生:
★★★!若手精神科医
★★★!ベテラン精神科医
診断基準のDSM-5だけでなく、精神科に関する物事がざっくり解説され、覚えるための語呂がたくさん紹介された本。診断基準を本棚やポケットに入れておいては、臨床の場面では効率が悪く、基準が頭に入っていなければきちんと診察の際に情報を集めることも困難になる。また、語呂で覚えてしまえば、その障害について容易に理解が進むはずである。
精神科医であればぜひ覚えてしまうべきであり、ベテラン精神科医もこれまでうろ覚えだった領域に挑戦してほしい。研修医や看護師、医療系の学生であれば、DSM-5そのものをめくるのも面倒なものであり、ざっくりと解説されたこの本がDSM-5そのものよりも大いに役立つはずだ(比較すれば価格も安上がりだし)。


精神科診断戦略: モリソン先生のDSM-5徹底攻略case130 -
精神科診断戦略: モリソン先生のDSM-5徹底攻略case130 -
『精神科診断戦略: モリソン先生のDSM-5徹底攻略』医学書院
★☆☆初期研修医・医学生
★★★若手精神科医
★★☆ベテラン精神科医
様々な精神障害について丁寧に解説されている。多くの症例が提示されており、読み物としても面白く、すべてを通読するのは大変でも、開いたページからついつい読み進んでしまえる魅力的な一冊。DSM-5には無味乾燥な基準しか無いが、この本を手にすれば各精神障害が生き生きとイメージできるようになり、それぞれについてより詳しくなれることだろう。原著は業界で非常に人気のある名著"DSM-5 Made Easy"。特に精神科医に(精神科に興味のある医学生や研修医にも)オススメの一冊。


■薬物療法
本当にわかる精神科の薬はじめの一歩〜疾患ごとの具体的な処方例で、薬物療法の考え方とコツ、治療経過に応じた対応が身につく! -
本当にわかる精神科の薬はじめの一歩〜疾患ごとの具体的な処方例で、薬物療法の考え方とコツ、治療経過に応じた対応が身につく! -
★☆☆初期研修医・医学生
★★☆若手精神科医
☆☆☆ベテラン精神科医
『本当にわかる精神科の薬はじめの一歩』羊土社
初期〜後期の研修医や学生が読むのには非常に良い一冊。非常に読みやすく、最初に理解すべきことに的を絞って書かれている。精神科に進む予定がない研修医も、精神科の研修中に読み通しておくと、将来きっと役に立つだろう。


ストール精神薬理学エセンシャルズ 神経科学的基礎と応用 第4版 -
ストール精神薬理学エセンシャルズ 神経科学的基礎と応用 第4版 -
『ストール精神薬理学エセンシャルズ』メディカルサイエンスインターナショナル
初期研修医・医学生:☆☆☆
若手精神科医:★★☆
ベテラン精神科医:★★☆
向精神薬の薬理について詳細に書かれた分厚い本。薬理は非常に難しい領域だが、それでもストール先生の手にかかればこれだけわかりやすくなる……それにしても難しいかも。初期研修医や医学生が手にするには無理がある。精神科の道に進むと決めた後期研修医は早いうちに持っておくべきだし、精神科医の道をずいぶんと進んできた医師も、さらに学びを深めるために持っておきたい本である。


■症候学
精神症候学 -
精神症候学 -
『精神症候学』弘文堂
☆☆☆初期研修医・医学生
★★★若手精神科医
★★☆ベテラン精神科医
精神科の道に進むと、症状ひとつ扱ういも難しい用語のオンパレードである。そんなとき、この一冊が本棚にあると、その用語が何を意味するのかや、あなたが見た患者の症状は何という専門用語で言い表したものかを学ぶことができる。丸ごと一冊をぐいぐいと読み進めるには無理があるが、興味があった(または必要が生じた)ところから少しずつ読んでいくうちに、症状を言い表す専門用語に詳しくなれることだろう。初期研修医や医学生は……買わないだろうが、医局の本棚にこの本があったら手にとるといいだろう。そして、精神科の道に進む者は早いうちに持っておくべき本である。

posted by とある精神科医 at 11:23| 精神科ブログ講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月22日

講義「こころを癒す活動」の資料

筑波大学の総合科目「心と体に安全で快適なキャンパスT-こころのウェルネス実践講座-充実した学生生活を送るために」
2016年5月23日の講義資料です。
こころを癒す活動ハンドアウト.pdf
posted by とある精神科医 at 21:08| Comment(0) | 講義関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年11月11日

講義「気分障害」「精神科診断」@筑波大学

「精神科診断」と「気分障害」の講義のハンドアウトをアップしておきます。
精神科診断の授業ハンドアウト.pdf

気分障害の授業ハンドアウト.pdf

いずれも講義の内容の一部分だけです。

posted by とある精神科医 at 22:22| 講義関連 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする