2012年11月14日

オレガノの抗菌作用

オレガノ(Oregano Origanum vulgare)というシソ科の植物があり、その精油はサプリメントの形で販売されている。免疫力を高める等として効能が謳われているが、その詳細については不明である。

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ただ、一般の薬の抗菌力の測定に類似した方法を用いて抗菌力(MIC)を調査し、オレガノがMRSAや大腸菌、緑膿菌などに対して抗菌力を持っていたとする報告がある。その作用機序については不明な点もあるが、抗菌薬(抗生物質)の代わりに日常生活の中で用いうる可能性は興味深い。抗菌薬と違い耐性菌が生じ難いだろう点も大きな利点と言えるだろう。



風邪の際の抗菌薬の使用の是非については議論が続いており、抗菌薬の安易な使用により耐性菌が生じることは個人にとっても社会にとっても害が大きい。しかし、風邪などの際にオレガノが抗菌薬の代用として使えるとすれば有用であり、常備薬としてオレガノを用意しておくのも一つの手かもしれない。
posted by とある精神科医 at 18:19| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする