月経前に生じる身体・精神の変調の強いものは月経前症候群(Premenstrual Syndrome:PMS)と医療で扱われることがあり、その中でも精神の症状が強いものは診断基準DSM-5で月経前不快気分障害(Premenstrual Dysphoric Disorder:PMDD)と定義されています。
精神科医でも、PMS/PMDDを専門に扱っているのでもなければ、その症状は覚えきることが困難で、感覚的に診断されがちです。そこで、より簡便に、同時に正確に診断するための補助として使うことのできる問診票を作成しました。問診票だけで判断せず、記載したことを医師が臨床的に判断する必要があります。医師が臨床の場で使うもよし、「私、もしかしてPMDD?」と思う方が自ら記載して医師のもとに持っていくのもよし。ご活用いただければ幸いです。
月経前不快気分障害 問診票.pdf