2017年05月27日

こころのバリアフリー宣言とは ブログで授業 看護学生向き

 精神に限らず様々な障害を持つ人が世の中に沢山いる中、障害者でも一般の人たちと同等の生活を送れるような社会にする「ノーマライゼーション」。精神障害におけるノーマライゼーションを実現すべく、厚労省から2004年に出されたのが「こころのバリアフリー宣言」です。その中心となる考えは「精神疾患への偏見をなくすための正しい理解の促進」です。

 というのも、精神障害者に対する否定的な見かたは残念ながら一般的に存在し(中村, 2001)、一般市民の抱く否定的な見かたが精神障害者の社会生活に悪影響を与え(山口ら, 2011)、ノーマライゼーションを困難なものとします。
 しかし、一般市民も精神障害について知ることで、精神障害に対する認識が改善するといいます(玉里&竹島, 1998)。

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 以上のように、こころのバリアフリー宣言により、精神障害に対する社会的な認識を改善させることが、精神障害者の社会生活を改善させノーマライゼーションをもたらすと考えられます。精神医療に関わる人、看護学生などは、きちんとこの概念を理解しておきましょう。

posted by ぷしこノート at 14:36| 精神科ブログ講義 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする