精神病性の特徴、すなわち幻聴や妄想を伴う際には予後が不良な傾向にあるといいます(Maj, 1994)。若年発症と、60歳以降の発症のうつ病は慢性化のリスクが高いといいます(気分障害
うつ病に社交不安症が併存したとき、うつ病の持続や反復のリスクが2.3倍になるといい、自殺企図リスクは6.1倍になるといい、注意を要します(Stein, 2001)。他にも、不安障害がうつ病に併存することは多く、慢性化や自殺の可能性が高いといいます(精神科診断戦略
この項目は、また少しずつ加筆を重ねていく予定です。
緊張病で生じるカタレプシーと、ナルコレプシーで生じるカタプレキシーは混同しがち。「【気】持ちが入って生じるのがカタプレ【キ】シー」と覚えておくと間違うことはないはず。 pic.twitter.com/n8vG2bYOae
— 精神科医 ぷしこノート (@Psycho_Note) 2016年12月3日
突然に眠り込む睡眠発作で知られるナルコレプシーについては、オレキシン欠乏、カタプレキシー(情動脱力発作)、ポリソムノグラフィーでの診断を「居眠りしたら、俺の肩にポリス」で覚えておきたい。 pic.twitter.com/vKRkQkyM1c
— 精神科医 ぷしこノート (@Psycho_Note) 2016年12月1日
統合失調症の入院患者56人でナルコレプシー関連のHLAが一般人の3.9倍と多く、ポリソムノグラフィーで2名がナルコレプシーと診断されたという(Douglass, 1993)。ナルコレプシーは統合失調症と誤診されがちかも。
— 精神科医 ぷしこノート (@Psycho_Note) 2016年10月6日